アニメ感想『十二大戦』
2017年秋アニメたちもそろそろ最終回を迎えてきて、年末を感じさせる今日この頃。
視聴継続したアニメのなかで最終回まで視聴完走したものの感想を書いて行こうと思う。
今回は自分が見続けているアニメのなかで、一番最初に最終回を見た『十二大戦』の感想を書いてみる。
面白かった度(個人の感想です) ★★★☆☆
西尾維新が書いた小説が原作のアニメ。
12人の戦士(干支がモチーフ)が、優勝者はどんな願いも叶えられるという十二大戦に参加してバトルロイアルを繰り広げるという内容。
原作は未読。
「へ~西尾維新が書いた小説のアニメなのか~」と戯言シリーズ好きだった私は第一話を視聴し、「に、西尾維新だ、これ!」と膝を叩いた。
だって、一話で世界観解説+回想をしていた強キャラっぽいイノシシの戦士さん、あっさり死んじゃうんだもん…。
でも一話のラストで彼女が死んだことで続きが気になり、視聴継続決定した。
干支の順番の逆からキャラクターがお亡くなりになっていくのだが、そう見せかけてキャラが死ななかったりして、毎回続きが気になる終わり方をしていたのがおもしろかったなあ。(でもちゃんと法則通りお亡くなりになっていった)
バトルものであるからか、西尾維新節はくどくなく見やすかったし、けどやっぱり「あ~西尾維新だコレ」と感じられておもしろかった。(辰巳兄弟の死亡シーンのところなど)
よかったなあ、と思うのが、寅メインの話。
丑の「①正しいことをすると決める。②やる」というセリフは、アニメを見ていて、はっとさせられた。二次元関係なく、いいこと言ってるなって思った。自分、優柔不断で動けない野郎だけど、①のやると決めるを決めていないだけかもしれないな…なんて思ってしまった。
ラストは『なるほど、こうきたか』という感じ。
十二大戦の優勝者、ネズミは『どうしても叶えたいたった一つの願い』をいざ考えてみると、夢や願いを持っていない自分に耐えられなくなったんじゃないかとラストを見て感じた。願いを持っている他の参加者と接し、いざ『願い』を考えてみる際に、願いを持っていない自分を自覚してしまったのではないかと。
原作未読だから、わからんのだけども。そう感じた。
終わってみると皆いいキャラしていたし、話しもまとまっていてラストまで見ることができた。
パラレルワールドが舞台の『十二大戦vs十二大戦』が発売されているけど、どういった話なんだろう。気になる。