映画感想『聖☆おにいさん』
大晦日にBS11でやっていて録画していたので、見てみた。
原作は一巻だけ読んだことがあって、イエスとブッタが下界(東京の立川)で暮らしているという設定を初めて知った当時、斬新な設定だなと驚いた覚えがある。
一言でいえば、ゆる~いアニメ映画だった。
『イエスとブッタが過ごす四季折々』といった感じ。
何か事件が起こるわけでもなく、何かに巻き込まれることもなく、彼らが過ごす日常が描かれていた。ところどころくすっと笑えるようなところもあった。
個人的感想は、可もなく不可もなく。
よく言えば、気負わず、だら~とした気分で見られる映画だと思う。
悪く言えば、起承転結がないから、少し退屈だった…。
ただ小学生たちがブッタの白毫(額のボタンみたいなところ。名前調べました。一つ勉強になりました)を狙う件が長かった。
中盤で二人がいなくなるシーンでリーダー核の子が涙ぐんでイイハナシダナー雰囲気出して、結局押してきたってシーンがあったけど、いやいや、人が嫌がることやっているんだから怒ってもいいんじゃないかと思ってしまった。仏の顔も三度までってことで…。駄目なのかな…。
原作は一巻ぐらいしか読んだことが無いから、キャラの声のイメージはわからないのだけど、個人的には中の人、星野源と森山未来はよかったな、と思う。ゆる~い雰囲気の中で優しい感じの声が合っていると思った。