インドア日記

ひきこもり系オタクの二次元記録用ブログ。アニメやゲーム、読書の感想を書いています。たまに日記的なものも。

ドラマ感想『逃げるは恥だが役に立つ』

 例によって例の如く、流行に乗り遅れるマンはこの大ヒットしたドラマを見ていませんでした。アニメは見れるけど、ドラマはほとんど見ないのです。

 リアルタイム放送をスルーし、「話題になったから」という理由で年末再放送したものを録画し、ようやっと見終えました。

 私は原作を見ていないんですが、母が原作漫画を読んでいたので存在は知っていました。

 私も借りて読もうとしたのですが、みくりちゃんの「院卒なのに就職活動全敗、その後派遣社員。派遣切り」という設定が初っ端に出てきて、私のトラウマを刺激して読めなかった。

 私も大学卒業が決まって就活しても、就職先が見つからなかった人間でしたから。

 それで漫画は読まずにドラマ化してもスルーしていたんだけど、「ガッキーかわいい」「ひらまささんかわいい」「ムズキュン♥」と世間がこのドラマで盛り上がっているので、私も遅れて見てみることにしました。

 

 

 

 私的にこのドラマ、以下の要素が入っていると思っている。

 

あるあるネタの胸グサ。

・くっつく? くっつかない? ムズキュン

・ガッキーかわいい。

 他にもあるけど、とりあえずこれだけ挙げときます。

 

 特に最初は、胸キュン見たくてドラマ見たのに、あるあるネタでトラウマ+コンプレックスをナイフで刺されたようにグサっときた。胸キュンじゃなくて、胸グザッじゃねえか馬鹿野郎。おーいキュンキュンこないんだけど、胸が痛いんですけどー?

 このドラマ(もとい原作)はけっこうな要素の問題提起を内包していると思っていて胸にグサッと来ない人あんまりいないんじゃないか、と思った。みんな何かしらグサグサ刺さったんじゃないの?

 私的には刺さりまくりましたよ。

 というのも前述したとおり、大学卒で公務員試験全敗+就職活動全敗女で、

 しかも、20代後半ですが彼氏いない歴=年齢という喪女。男性経験もありません。

 人見知りコミュ障こじらせて、人間関係構築することすら苦手でできないのに、彼氏なんかできる気しないですよ。将来は孤独死かとぼんやりと悟っている人間です。

 だから、このドラマに出てくるキャラクターたちの「誰かに選んでもらいたい」という気持ちがわかります。でも傷つくのも怖いから一歩も踏み出せない。

 平匡さんがプロの独身と言って、自尊感情が低いのも。

 みくりちゃんが「私も自尊感情が低い」というのも、わかります。私も自分が嫌いだから。

 私の身近にいた大人のモデルケースである親は、「そこそこの年齢になって結婚し、会社に勤め続け、子どもを育てる」というもの。

 私は親が結婚した年を通り過ぎても、結婚どころか男の人と付き合ったことすらないし、しかも就活も失敗してしまった。取り残されてしまった。

 友人は20代前半で結婚して子供つくっているのに、こちとら未だにアニメみて「ww」ってやっているんですよ。リアル振り返ったら死にたくなりますよ。

 何者にもなれない自分。そりゃ嫌いになりますって…。

 

 

 とまあ喪女の愚痴は置いておいて。

 そんな自分を振り変えるとグサグサくるようなあるあるネタは、みくりちゃんと平匡さんのおかしいやり取りで笑ってなごませ、中盤はちゃんとお互いコミュニケーションしなさいよ…とムズキュンし、終盤ラブラブにまとまって、なんとか全話見通すことができました。

(…あれ、でも平匡さんのリストラ問題どうなったの? 結婚は?)

 

 ガッキーかわいいね。

 ガッキーが「恋人になってくれませんか」って言っているのに何を迷うんじゃーいと、喪女は小声で叫びながら見ていました。

 でも終盤、みくりちゃんの余裕のない姿、「平匡さんの理想の妻」からかけ離れた姿を見せてくれたのはよかったなあ、と。リアル感があって。

 付き合いたてのかわいいみくりちゃんじゃなくてもいいのか(それでもガッキーはかわいいけれど)、と問いかけるようでよかった。

 

 最初は星野源が平匡さん役で「?」と感じていたけど、見終わった後は星野源の平匡さんはよかったと感じた。合っていると感じた。

 かっこいいイケメン俳優さんだったらプロの独身感はでなかっただろうし、見ているこちらも説得力を感じなかった。みくりちゃんに挙動不審な反応をするのも様にならなかっただろうな…と。

 星野源演じる平匡さんの表情が終盤に向け、柔らかくなっていくのがよかったな、と思いました。演技よかった。

 

 

 

 母はドラマが始まる以前に、この漫画おもしろいと言って『逃げ恥』を読んでいましたが、その理由は「問題提起しているように感じたから」というものでした。

 ドラマも「ムズキュン♥ キュンキュンする」と言われていましたが、ムズキュンのなかに「問題提起」の部分がたくさんあって、それが世間にうけたのかな…と感じました。