インドア日記

ひきこもり系オタクの二次元記録用ブログ。アニメやゲーム、読書の感想を書いています。たまに日記的なものも。

読書感想『Fate/Prototype Animation material』 

  FGOのアーサーピックアップガチャで爆死しました。380回回しました。でも来ませんでした。

 アーサーが来なかった場合(いや、来てた場合でも)、アーサーをゲットするために課金をするのではなくプロトに課金しようと決めていたので、まずはプロトのアニマテを手に入れました。

 

 

Fate/Prototype -Animation material- (Fate) [新書]

 

 ゲットしちゃいましたよ、とうとう…。

 プロトのPVがカニファンで発表されてから乙女ゲームのような逆ハーレム展開に心ときめかされて、花札のプロト組を聴いたり、ドラマCDを聴いたり、アンソロジーを読んでいましたが、過去編の蒼銀には手を出していなかったんです。この沼は落ちてはいけないとブレーキをかけていたんですよね。

 

 だって、本編ないんです。本編は全て遠き理想郷。

 月姫リメイクの発表から月姫ファンは10年も待たされているのに、月姫が出る気配なんて全然ないです。

 10年待たされている月姫リメイクが出ないのですから、プロトの本編は作られる気がしません。そんな中過去編に手を出すのは、続きが気になっても本編が出ないという地獄に自ら足を踏み入れるような気がしたんですよね。

 でも、とうとうゲットしちゃいましたよ。

 まずはプロトのアニマテからゲットしました。

 アーサーと綾香ちゃんのこと、知りたかったから。

 

 これ読んでいたら、アーサーと綾香ちゃんの出会いがもっと知りたくなったので、蒼銀もそろえる予定です。私も地獄に沈んでいくのか…。

 

 

 で、本の内容について。

 

 プロトPVを文章にしたもの、キャラクターのイラストや設定の紹介、アニメPVの絵コンテなどが掲載されていました。

 PVってけっこう削られていたものだったんですね。削られたシーンもいいシーンばかりでもったいないな、アニメで見てみたかったなと感じました。

 PV自体ダイジェストのようなもので、このアニマテもプロト本編(無い)のダイジェストのようなものですけど、PVよりも「こういう展開になっているのかな」と想像しやすかったです。

 

 FGOのプロトアーサー持っていないし、蒼銀も読んでいないし、プロトアーサー体験クエストもしていないのでわからないのですが、アーサーって優しい天然王子様かつ騎士様というイメージが主流になっているような気がするんですけど、アニマテ読んでみるとそれだけじゃないんですよね。

 アーサーは、SNのアーチャーの原典にあたるキャラらしく*1、皮肉も言うのですが、好きな女の子に意地悪しちゃう系男子の一面を持っているんですよね…。

 アニメPVでも綾香ちゃんのメガネをとっていくシーンがありましたが、アニマテ読んで「はわわ…」ってなったのが、このシーン。

 

「綾香が僕のマスターだからね。たとえ君が最下位のマスターで、臆病で我が儘で、黒魔術師しか使おうとしない女の子でも、守らないといけないだろう?」

「なんていうか、ほら、騎士として」

 

「騎士として守らないといけないだろう?」

じゃなくて

「なんていうか、ほら、騎士として」 

 私、この台詞にまことに勝手ながら奈須きのこ節を感じました…。

 

 奈須きのこが文章を書いて社長絵のプロト本編を見たいと、カニファンでプロトを初めて見たときから思っていました。

 けれど出ない本編よりも出る本編といいますか。

 奈須きのこがきちんと監修してくれるなら(きちんと監修されているなと感じたことは今までないけれど)、蒼銀を描いた桜井光と中原絵のプロト本編でもいいんじゃないか、と考え方をシフトしていったんですよね。蒼銀は読んだことないですが、アーラシュとオジマンディアスいいキャラしているし、中原さんの絵きれいだし…。

 でもやっぱり、奈須きのこの文章で、アーサーと綾香ちゃんの話がみたいな…とアニマテ読んでいて思いました。

 

 

 奈須きのこは、あとがきにて、プロトのことを

 

 “読者のため”ではなく“自分のため”に書いた積み木の城だ。

 

  と述べていました。

 このアニマテ、もといプロトのPVは奈須きのこが思い描いていた(であろうと推測する)旧『Fate』を可視化したように感じました。

 私はこのアニマテを読んでいて、「こういうシーンを入れたい」「ああいうシーンを入れたい」という奈須きのこの脳内のプロトをファンに見えるようした、と感じたんですよね。そして旧『Fate』が未完の作品であるという事実、PVがシーンの詰め合わせであるということから、(15分の時間的制約があるという事実は置いておいて)、確かに積み木の城のように感じました。印象的なシーンがあっても、そのシーンとシーンとつなぐものがないみたいな。起承転結の「転」はあっても「承」はないみたいな。

 なんというか今まで、ちゃんとした本編という形があり、それが世に出ていない、奈須きのこが文章という肉付けをしていないだけで、奈須きのこの手を動かせば本編はすぐつくられる…ような気がしていたんですけど、ちゃんとしたプロトの本編というのは無いのではないかと、真に勝手ながら思った次第なのです。ただの一読者の想像ですが。

 

 

 でもこのアニマテが出たの2013年なんですよね。

 過去編の蒼銀は完結しましたし、FGOでもプロトアーサーが実装され、彼はプロト本編を経由してやってきた存在らしいです。

 しかもFGO2章のある章は円卓が関係しているらしく、アーサーが出てくるのではと噂されています。

 オイオイオイ! 一夜限りの夢みたいな形でPV出しておいて、その後の展開広げすぎだろ!

 だから、そろそろ本編が出てもいいのでは~と思っています。

 

(でもアニメ放送されたラスアンが一週目の説明がない二週目みたいな話だし、プレイしたことはないんですが、メルブラでも幻のさっちんルートのその後みたいな話もあるらしいので、期待はできないんですよね…。)

*1:コンマテⅡ 49P