体力のなさを痛感したGW2018
ひきこもりインドアオタクは普段あなぐら生活をしている。アニメやソシャゲ、ネットサーフィンで時間を潰す毎日を送っている。無為無駄に思えるような時間の使い方をして、自分自身もそろそろこれらのことを辞め何か有効なことに時間を使いたいと考えているが、二次元の魔力からは逃れらないし、代わりの有意義な何かを見つけられないので結局二次元に浸かる毎日だ。
しかし、そんなモグラでもゴールデンウィークには外に出る。世間の「休みだー!旅行だー!」というウキウキした雰囲気に引きずられ、また活動的な家族に引っ張られるように、ちょっと遠出するのが毎年の恒例になっている。
今年は、公園の藤棚を見に行った。
ウルトラバーゲンしているブックオフに行った。
駅に行った。街に行った。
と、「○○に旅行に行きました!」というものに比べると華々しいものではないし、地元でこじんまりとドライブ(運転は母)しただけなのだが、なかなか楽しいゴールデンウィークだった。
しかし、今回のゴールデンウィークで私は体力の無さを実感することになった。
自慢じゃないが、元々体力はない。昔から体力の無い子供だった。それに運動神経がなく体育が苦手で、そのせいでトラウマになっているため、大人になってもスポーツはしていない。
今年に入ってから、さすがに体力が無いのをどうにかしないとと思って、動こうと努力していた。
最低でも2日に一回は筋トレをするようにしていた。
ウォーキングシューズを買って、休みの日には散歩をするようにした。早歩きを心がけるようにしていた。近所の目にびくびくするのを辞めて外に出ようと頑張ってみた。
でも今回の件で、「筋トレしてます! ウォーキングしています!」というのが恥ずかしいぐらいのHPの低さがわかってしまった。
・母が運転する隣で座っていただけなのに疲れて、外出から帰ってきて倒れる。(倒れたと言ってもHP切れして寝ちゃっただけです) 運転していた母が一番疲れているだろうに、母より先に倒れた。
・街に行けば、視界から入ってくる情報量の多さに疲れて、外出から帰ってきて倒れる。(以下略) 普段、あなぐら生活で脳に与える刺激と言えばPC越しのものだったので、街は刺激が多すぎた。
極めつけは、ゴールデンウィーク最終日のこと。
連日遠出していたので最後の日は家で休んでいたんだけど、母の手伝いで畑の草むしりをした。普段は母任せにしていたけれど、自分もやろうと意気込んで一緒にやった。数年ぶりの草むしりだった。
……草むしり、なめてました…。
ヤンキー座りをしながら草をむしるのが、けっこうキツイなんて思わなかった…。
誰だよ「最近筋トレでスクワットやってるんだ。昔は後ろに転がっちゃったヤンキー座りができるようになったんだよ」って母に嬉しそうに話してた奴。私だ。
筋トレでスクワットしているのに、数分ヤンキー座りをしているだけでつらかった。
割とすぐに草むしり用の鎌を持っている手が痛くなった。握力が無い証拠だった。
開始数分で「キツイ」と思ったけど、意地で1時間草をむしっていた。次の日、少し筋肉痛になっていた…。
と、今年の目標「体力をつける」に従って体を動かしていたけどその成果が発揮されなかったゴールデンウィークだった。いや、そんな成果なんて実は無かったのかもしれない。私がやってきたことは「なんちゃって」で「動かしてきたつもり」だったのかも。悲しい。
母も私同様体力が無い人間なのに、母よりも私の方がHPが低いかもしれないということが分かった。悔しい。
でも悔しいまま終わらせない。意外と草むしりは黙々と作業するのが楽しかった。
いい運動になるので、これから草むしりの手伝いを続けていこうと思う。
筋トレとウォーキングも一度見直さないといけないかもなー…。