インドア日記

ひきこもり系オタクの二次元記録用ブログ。アニメやゲーム、読書の感想を書いています。たまに日記的なものも。

フラッシュバックのお供に輪ゴムつけてみた。

 

 

 前職のパートを辞めて、1年以上経っているのだけど、フラッシュバックが無くならない。職場のおばさんたちに言われた嫌な事。心が傷ついたことがふとした拍子に思い出してしまい、モヤモヤした気持ちになる。腹の中で怒りが沸き起こってしまう。精神衛生上大変よろしくないフラッシュバックは1年以上、1日に一回は起こっている。

 

 

 私は昔のことなんて忘れて気分のいい一日を送りたいと思っているのに、頭が勝手に過去の思い出を再生して人を嫌な気持ちにさせる。

 暇だから思い出してしまうものだと思っていたのだけど、前職辞めた後のアルバイトに行っていたとき、バイト中にも関わらず思い出してしまった。暇と関係ないのかもしれない。

 

 

 昔、母親にそれとなく前職を引きずっていることを笑い話にして言ってみたことがあった。「いや~いまだに思い出しちゃってさ~w」みたいな。

 自虐風にして話したら、母は「執念深いんだね。私なんか辞めてすぐ忘れたわ」ということを言われて、それ以来家族には話していない。他に相談できる相手もいないので、誰にもこのことは言っていない。だからブログに書いてみた。

 私が変なんだろうか。頭が自分の意志とは関係なく勝手に過去をフラッシュバックさせているのは、私の心が弱いからだろうか。だからこんなことでいつまでも悩み続けているのだろうか。

 

 

 そのフラッシュバックをなくすために色々なことをしてみたけど、どれもダメだった。

 いつどんなことを思い出したのか記録を取ってみたこともあったけど無くならないし、紙に書いていく作業でモヤモヤして嫌になってしまったし、

 散歩に行って汗をかいて気持ちよくなろうと思っても、散歩中にフラッシュバックしてしまい、体の疲れとフラッシュバックで蘇った嫌な気持ちが重なり、すごくイライラしてしまった。

 

 

 単純に過去の記憶をよみがえらせるフラッシュバックが起った後、脳内で私はその時言い返せなかったことを、脳内のおばさんたちにぶちまけている。頭のなかの私はキレている。私は、あのとき仕事以外のことで色々言ってきたおばさんたちに、人を嫌な気持ちにさせたおばさんたちに、自分の仕事もきちんとしないで人に仕事を押しつけやがったおばさんたちに仕返ししたいのだ。ぎゃふん(死語)と言わせたいのだろう。

 頭の回転が遅くぼーとしている私は、脳内では怒っている。これはそうありたかった私なのかもしれない。ぼーとしている私は自分の感情に鈍感なのだが、私はいまだに腹が立っているということなのだろう。

 でもその怒りはもう行き場がなく、私の中でずっとぐつぐつと煮えているのだ。

 だからフラッシュバックが起こってしまうのかもしれない。詳しいことはわからないけど、そう思った。

 

 

  一年以上、1日に最低1回はフラッシュバックをしてしまう毎日を送っていたある日、ふと輪ゴムを手首に着けてみようと思いついた。

 嫌なことを思い出したら、手首の輪ゴムを引っ張って、痛みでフラッシュバックを止めるのだ。

 その方法を何で知ったのか思い出せないけど、実行してみた。

 最初は半信半疑だったけど、これがけっこうよかった。

 頭のなかで「もうやめよう」と思っても止められないのに、輪ゴムでパチンとやっても同じことだろうと思っていた。でもちょっと違った。

 フラッシュバックが起こったとき、「ああまた同じこと思い出してしまっているな」と思うようになった。「輪ゴムでパチンとしよう」と過去の再生を止め、輪ゴムでパチンとする。「いてっ」となる。その痛みが切り替えの合図になって、意識を切り替えたり、違う作業にとりかかることができたりした。

 

 

 一日最低一回は思い出していたので、毎日輪ゴムでパチンパチンしていた。日に何度もすることもあった。

 

 

 結論から言うと、輪ゴムで「パチン」とし続けていて、フラッシュバックが止まった、治ったということではない。けれど心が楽になった。

 嫌な気持ちにさせるフラッシュバックを、その瞬間止めることができるだけでも、けっこうよかった。輪ゴムでパチンとする痛みは「嫌な事思い出していますよ~」と合図を送ってくれて、頭で「やめよう」と思うだけではダメだった切り替えをしてくれた。

 輪ゴムは、モヤモヤを止めてくれる便利アイテムになっていた。

 

 

 しかしここで問題がひとつ起きた。

 輪ゴムが手放せなくなったのだ。

「もういいだろ」と思って外したある日の散歩中、やっぱりフラッシュバックが起こり、前述したフラッシュバックによるモヤモヤ+散歩の疲れでイライラしてしまった。

 やっぱり頭のなかで「もう思い出すのはやめよう」と思ってもダメだった。思考の切り替えがうまくできず、頭のなかの再生が止まらなかった。

 思い出してしまうのがつらいので、輪ゴムはつけ続けることにした。つらいのもあるし、同じことを何度も思い出す自分が嫌だったから止めたかった。

 そうして輪ゴムが手放せなくなってしまった。

 

 

 しかし最近は輪ゴムを外している。

 輪ゴムのおかげでフラッシュバックが治ったんだね、と言う話では残念ながらない。

 そういうオチにもっていきたいし、求められているのもそういう「回復しましたよ」という結末だろうけど違う。 

 単純に今までつけていた輪ゴムが切れてなくなってしまったからだ。

 新しくつけた、新品の輪ゴムはゆるさがなく手首につけているときつかったし、それでパチンとしたら、前までは小さな痛みで「いてっ」ぐらいだったのが、「いってえ!」と痛みが増してしまった。だから、また思い出してしまってモヤモヤするときにつければいいか~と思って、外した。

 

 

 でもそうゆるく思えるようになったことが、ちょっとはよくなっている証拠なのかもと、書いているうちに思った。