インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

グラブル『俺達のレンジャーサイン!』でガチ泣きした。

 

 まさかソシャゲで泣かされる日が来るなんて思ってもいなかったので、記録がてら書いている。

 

 

 

  久しぶりにガチ泣きした。

「泣いた」というのはただ感動したという表現ではなく、本当に目から心の汗、もとい涙を流してしまった。

 自分を泣かしたのは、グラブルで開催された復刻イベ『俺達のレンジャーサイン!』

 2回目の開催らしく先輩騎空士さんたちの感想を目にすることができて、とにかく「泣ける」という声や「シナリオスキップするな! 絶対だぞ!」という声を多く聴いた。

 昔のグラブルのことは知らないが、今年の年末からグラブルを始め『どうして空は蒼いのか』『失楽園』からイベントに参加した自分にとっては、グラブルのイベントシナリオなかなか面白いなあ~と思っていた。

 そのなかで先輩騎空士さんたちからも好評なこのイベント、一体どんだけすごいんだろうと期待してイベントに参加したわけだ。

 

 

  素直じゃない物の見方をすると、「泣いた」という表現は感動系シナリオにはつきものの言葉だと思う。別に涙を流さなくても、感動した=泣いたって言うときもあるよね。だから「泣いた」という言葉があっても、感動シナリオなんだなと思う程度だった。

 まさか本当に泣かされるとは思わなかったんだ…。

  

 

 前もって言っておくと、自分は別に泣き上戸な人間じゃない。

 最近、映画やアニメ、本などで泣いてない。

 年のせいか涙腺は脆くなって、ペットの感動ストーリーは泣いてしまうことも増えたけど、二次元で泣いてしまったのは久しぶりだった。

 

 

 

 このイベントはストーリーもさることながら、そのストーリーを盛り上げるための演出すべてが泣かせに来てきていた。

 特に今回のイベントの主役、ウェルダーの中の人、山口勝平氏の演技がすごかった。

 山口勝平と聴くとウソップ、バーロー、乱馬に犬夜叉…と子供の頃から声を聴いていた存在で、オタクじゃない人も一度は聴いたことがあると思う。ウェルダーの外見からテイルズオブリバースのティトレイを思い出したことがある人は、私だけじゃないはずだ。

 ウェルダーのコミカルな調子から、悲痛な声まで。アニメと違って絵が動かないからか音の印象が強くなっているのかな。背後に流れる音楽と合わさって、涙腺がウルウル来て決まった。

 そして涙腺が緩んだ状態にウェルダーの相棒、星晶獣のジェイドの幼い舌足らずな声を聴いた瞬間、涙腺崩壊。目からエリクシール。ティッシュが手放せなくなった。

 イベントバトルは特別仕様で、このとき参加するウェルダーの声はこのバトルだけのものらしい。合間合間にジェイドの声が聞こえて、しかもピアノアレンジされたバトル音楽も合わさって、殴るのが辛いバトルだった。(といっても武器収集の周回のため、殴り続けたんだけど…)

 

 

 イベントに盛り込まれていたテーマがおそらく「人と獣の絆は有り得るのか?」

 言葉が通じていなくても信頼しあっている、とウェルダーとジェイドの姿が涙を誘ってもう駄目だった。

 個人的なことを言うと、このシナリオ読み終わった後、見送ったペットたちのことを思い出して涙が止まらなかった。何でやと思われると思うけど、ホントなんでか自分でもわからない。

 

 

 タイトルに含まれている『レンジャーサイン』まで伏線盛り込んで、いいシナリオだった。