インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

母の日2019。

今週のお題「母の日」

 

 今年の母の日は、母がやりたいと意気込んでいるつまみ細工の本をプレゼントし、夕食は私が担当しカレーを作りました。(料理下手な自分が献立を考えず作れるメニューがカレーなので)

 

 

 私は元々面倒くさがりのものぐさ坊主で、大昔は母の日どうしたらいいかわからずに居心地の悪い思いをしていましたが、

 数年前から「母は妖怪サトリじゃないから頭のなかで「ありがとう」って思っても伝わらない。ちゃんと形に表さないといけない。それに何もしないで罪悪感がすごいなら何かしてスッキリしよう」と思い始めたのが、母の日にプレゼントを渡すきっかけでした。

 

 

 プレゼントは毎年何をあげたらいいか迷いますが、それは世の中の皆も同じ思いをしているんだろうと自分に言い聞かせてもいます。

 毎年、母にしつこく「何が欲しい~」と聴いていたものですが、今年の母はつまみ細工をやりたいと言っていたので、つまみ細工の本をあげること自体は早めに決まりました。

 でも本屋で見てみるとつまみ細工の本はたくさんあり、何を選んだらいいか迷いました。私自身決められない優柔不断だし、こういうのって趣味があるじゃないですか。せっかくだから母の欲しい物をあげたいし…。

 やっぱり母本人の意見を聴いた方がいいかな…。どうしようかな…と思っていたんですけど、結局自分が見て好きな本を選びました。

 迷っているうちに、ふと、うちの母だったら何をプレゼントしても喜んでくれるんじゃないかな…と思ったんですよね。

 たとえ母の趣味じゃないものをあげたとしても「こんなのいらんわ(つポイ)」とすることはないんじゃないかな…。(趣味じゃないなあ…)と内心思いながらも渡した時は笑ってくれそうな気がしたんですよね。

 うちの母はそんな人だろうな…と思えたのが、私の中で印象的でした。

(気持ちがこもってるなら何をあげても喜んでくれるんじゃないかな…とその時は思ったのですが、今思い直すとちょっと思い上がりすぎてたかもしれません…。変なものあげたら普通に変な顔しそうだし…)

 まあ、プレゼントはある意味自分勝手なものなんだ…とわかってきた…というのもあります。

 

 

 そのあと、さすがに本屋のお店の袋のまま渡すのもアレなので100均で包装紙を買い、ラッピングのやり方わからないのでユーチューブで動画を見ながらプレゼント包装しました。

 昔、誰かにプレゼント渡すとき、ラッピングをするなんて考えが無く中身むき出しのままあげようとしていました。でも母に「それじゃいかんだろ」とツッコミを入れられ、しぶしぶ袋を用意していた気がします。

 そんな自分がユーチューブで動画見て四苦八苦しながらラッピングしている…。

 何だか普通の人間になれたみたいだ…。感慨深かったです。(不器用なのでラッピングは下手でしたが)

 

 

 いい年して料理作れなかったのですが、今年になって簡単な料理ぐらいはするようになったので、自分でも作れるカレーを夕食に作りました。なんというかCMで母の日に子供がよくやってるようなことをしました。

 

 

 車の運転ができなかった自分が車かっとばして郊外の大型書店に行き、ラッピングなんて思いもしなかった「お前ホント女子か?」レベルの干物が下手くそながらラッピングをし、半年前はまずいカレーを作っていた私がカレーの味がするカレーを作った…。

 ナメクジの歩みのようなレベルですが、レベルが上がっている気がしました。

 

 

 母は「今日はいっぱい手抜きができた。癒された」と言ってくれたので、自分としても今年の母の日は満足できた一日でした。