インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

ウォズさんのこと気になりすぎて見続けた仮面ライダージオウ、最終回まで見た感想。

 

注・映画をまだ見ていない人が書いています。

 

 仮面ライダージオウの最終回を見て、その余熱でこれを書いている。

 

 平成仮面ライダーは母が見ていたクウガ・アギトをつられて一緒に見ることから始まった。母が卒業した後は水嶋ヒロのイケメンっぷりにつられてカブトを見るようになった。一番ハマったのがその次の電王。キバも見た。ディゲイトも見て最終回でおのれディゲイド…となった。翔太郎とフィリップのコンビが気になってWも見た。オーズはアンクの美しさにやられて見た。

 毎話欠かさず見ていたのはこの辺りまでで、私も仮面ライダー見るのを卒業し、気になるから最初は見るが続けてみる気力は無く、最後どうなるんだろう…と最終回だけ見るという風になっていった。

 

 

 ジオウは久しぶりに毎回見ていた「仮面ライダー」だった。

 …嘘つきました。中盤、ゲイツくんとツクヨミちゃんがソウゴくんの元を離れて行ったとき悲しすぎて一旦見るの辞めました。とても後悔しています。

 話を戻して、ジオウを見るきっかけは、以前の平成仮面ライダーたちとのクロスオーバーさせる作風であることが興味を引いたこと。(でもディゲイドのようにオリジナルが出なかったり、続きは映画で!の流れでおのれディゲイドオオオオとなった昔もあるから、そんなに期待はしていなかった)

 何より「1話ぐらいは見てみようかな」と見たときに、王様になるという現代日本でどうやって叶えるのかわからない夢を持つ主人公ソウゴくんの元に現れた、ソウゴくんのことを「我が魔王」と呼び、ソウゴくんが変身すると「祝え!」と言ってくる未来の側近ウォズさんが気になりすぎたからでもあった。…なんだあのイケメン、一体何者…? 

 イケメンに釣られて仮面ライダーを見るようになった私は、平成最後の仮面ライダーもイケメンにつられて視聴継続することになったわけだ。

 

 

 私はジオウは最終回を見て「来週からジオウ見れなくなるんだ」と寂しくなるぐらいには良かったと思っている。

 ディゲイドとは違い過去の作品からレジェンドたちを出演させてくれたのはすごく良かった。見たことがある作品は、レジェンドが出てきた回の話とそのライダー作品のリンクも感じられて面白かったし、見たことが無い作品は見てみたいな…と単純に思うことができたからだ。

 仮面ライダーはテレビシリーズのみで映画は見ないタイプだったんだけど、なんだか見覚えのあるパンツに勇気をもらっていたミハルくんが気になりすぎて映画も見てみたいと感じた。

(でもどうしてキバ編はマンホール回になったんだろう????)

 

 

 そしてレジェンドの話ではなくジオウそのものの感想に移ると、1話では「何言ってんだコイツ」という夢を持つ主人公のソウゴくんが、見ていくうちに器のでかさというか得体の知れなさを感じて「魔王っぽいな…」と思えてくるのが絶妙で、終盤は存在感が半端ないグランドジオウライドウォッチに喰われないほどのオーラを出してくるほどで、その成長っぷりに「我が魔王…!」と心の中で膝を折るほどだった。

 最初はソウゴくんを殺しにやってきた未来人のゲイツくん、ツクヨミちゃん。そして得体の知れないウォズさんと、なんだかんだ仲良くなっていくのは見ていて楽しかった。中盤、ソウゴくんの元から皆がいなくなってしまうのが悲しくなって見れなくなってしまうほどに…。

 最終回は再構築した世界で、友達のいなかったソウゴくんに友人として皆がいるのは「よかったね…」とほろりとした。

 

 

 …ジオウは、特に終盤あたりに顕著に分岐が見えて、テレビシリーズのエンドはノーマルエンドっぽいな…と感じてしまったのだけど、どうなんだろう。ディゲイドみたいに続きは映画で!をされなくてよかったし、ラストはほっこりしたけどしっくりはこなかったというか。映画はトゥルーエンドだったりするんだろうか…。

 

 

  そしてジオウを見るきっかけになった、ウォズさんに話を移そう。

 

 結局、何者だったの???? 

 最後まで見たけどわからんかったんですけど???

 

 最初は敵か味方かわからない存在で、某「話をしよう」と言ってくる天使を思い出すメタ的な前回までのあらすじ担当もしていて、途中から名前を呼べば出てくるドラえもん的な便利ポジションになっていて、黒と白が出てきて、マフラー伸ばす攻撃はめちゃくちゃ便利で。ギンガはチート過ぎやしませんか…?

 

 どうしてゲイツくんたちレジスタンスを裏切ったのか。どうしてオーマジオウについたのか。ソウゴくんのことどう思っていたのか…。

 最終回、一人前の世界の記憶を持ってソウゴくんを見守るウォズさんに尊さを感じながらも、よく思い返してみるとあなたのことわからんままだ…。

 どこかで見逃しているのかもしれないけど…。

 

「なんだこの…変な不思議なお兄さんは…めっちゃ気になる…」

 と1話を見て視聴継続を決定して最終話も見たけど、見終わった後もウォズさんが気になりすぎている…。あなたのことが知りたいけど、もうジオウ本編終わっちゃったよ。映画見るしかないじゃん…。

 と、今めちゃくちゃ映画見たい欲が出ています。

 

 

 話は変わるけれど、ジオウの公式ツイッターはジオウが終わるまで、まだ「平成」が終わっていないような口ぶりで呟いていた。

 いや…とっくに令和なんだけど…と笑っていたんだけど、上記に今まで平成仮面ライダーの視聴歴史を簡単にまとめていると、幼いころの自分、親と一緒に見ず一人で見るようになった自分、8:00に起きるよう頑張っていた自分、ライダーを見なくなった自分…と歴史があったわけで、あ…「平成仮面ライダー」終わっちゃったんだな…と令和が始まった5月に感じた喪失感を思い出してしまった。

 これもまた不思議な感覚だった。