2020年冬アニメ 見た感想。
世の中がコロナウィルスで大変な状況になっているなか、いかがお過ごしでしょうか。私は今のところ元気です。
巣ごもり、ステイホームなどが叫ばれて、ストレスがたまっている人も多いかもしれませんが、私は根っからの引きこもり気質で家にいても苦になりません。「ひきこもり」も一つの才能と言われていますが、その才能を引け目に感じることなく受け入れるときが来るとは思っていませんでした。コロナで自分が感じたことは一度まとめて書いてみたいですね…。
そんなことよりも、冬アニメの感想です。これをまとめておかないと、春アニメが見れない…。溜まっているんだ…。
実は感想書くのメンドイな…止めようかな…と思ったりもしたのですが、そうしてせっかく見ていたのに忘れてしまうのはもったいない! 初志貫徹!と気合を入れ直しました。
1.ドロヘドロ
いや~、面白かったッス。存在はネットで名前だけ知っていて、なんだかよくわからんが面白いらしいというイメージを持っていました。
そのイメージは当たっているような気がします。なんだかごちゃごちゃして混沌としているけど、ストーリーの芯の部分は記憶喪失で顔をトカゲに変えられた男、カイマンが自分が何者なのか探すというものなので、ストーリー自体は複雑ではなくスッキリしているといいますか。いや、グロいんですけども。けっこう残酷な殺され方されて人が死んでいるんですけど、皆明るく笑ってそれがこの世界の日常だから、あっけらかんとしています。
主人公のトカゲ男のカイマンとその友達、二階堂もいいキャラしているんですけど、やっぱり敵方の煙ファミリーがね、キャラ良すぎた!!!
心先輩と能井ちゃんのコンビがね、最高でした。好きだ。
カスカベ博士も個人的にツボにはまりました。
やっぱりカイマンが何者なのか、十字目が何なのかは明らかにされないまま終わってしまいました。あと、二階堂大丈夫なんか? アニメのクオリティ高かったので、ぜひアニメの二期やっていただきたいですね。
2.僕のヒーローアカデミア (第4期)
4期はしんどい展開から始まりましたね。
3期のラストからこんな展開につながっていくとは思いませんでした。
4期はエリちゃん救出編→文化祭編→エンデヴァー編。という流れでした。
特に前半のデクとエリちゃん、後半のジェントルとラブラバという対比が良かったです。「一人の女の子のため」に体を張る二人…。
あとヒロアカアニメのラストは「ブルスウルトラ」で締めくくられるイメージがあったんですけど、その4期の「ブルスウルトラ」はまさかのエンデヴァー。お、お前かい! 轟君や轟君のお母さんへの仕打ち、忘れてないからな…!と最初は思っていたのですが、最終回はかっこよかったです…。
誰もなし得ようとしなかった「オールマイトを超える」という目標に目指して、その努力が行き過ぎてしまった。オールマイトが引退しナンバーワンヒーローになったことで、ずっと視界を埋め尽くしていた目指していたものを見失い、周囲が見えるようになったのかな。轟君が変わったからか、エンデヴァーにも変化が。「俺を見ていてくれ」ですよ。今までやってきたことに対して取り繕ったりしない、これからの自分を見せる。そのエンデヴァーを見て判断するのは轟君含む家族、そして新しいナンバーワンヒーローを迎える社会。かっこいいじゃないか。
ヒロアカ、少年少女の成長だけでなく大人の成長も描くんだな。少年少女の成長、敵の成長、社会の変化…。こういう「変化」が描かれているっていうのがヒロアカはいいなあと私は思っています。
ちなみに映画も見ました。映画はネタバレなしでいうと「デクとかっちゃんが二人はスーパーサイヤ人になった」 映画も面白かったです。
3.虚構推理
一つ目一本足のおひいさま、可愛くない?
妖怪たちの知恵の神である、岩永琴子が妖怪たちの依頼を受けて事件を解決するというストーリー。虚構推理というタイトルはアニメを見たらわかる。必ずしも事実を見つけ出さなくてはいけないのではなく、相手を納得させるための推理を積み重ねていく…みたいな意味…であってるかな。
ふわふわフリフリなおひいさま可愛いんだけど、妖怪もびびって逃げ出す彼氏・桜川九郎先輩とのやりとりがおもしろかった。先輩の琴子ちゃんの扱い、割とぞんざいなんだよね。でも最終話まで見てると、彼なりに琴子ちゃんの存在を大切にしているってわかって、胸キュンしてしまいました。
というか、私が知らないだけかもしれないんだけど、久しぶりに、どこか影のある普通(見れば普通じゃないとわかるけれど)のイケメンボイスやってる宮野真守聴きました。変態じゃない! 三枚目じゃない! いや~、やっぱり良い!
キャラもいいしストーリーも面白いんだけど、ちょっと構成がう~んと思わずにいられなかった。仕方がないかもしれないけど、鋼人七瀬編がやっぱり長いと思ってしまいました。
面白いんですけど、説明ばかりで推理物だから仕方がないかもしれないけど絵が動かないんですよね。「え? また続くの?」と思わずにいられなかったです。鋼人七瀬編以外にも最初の方でも、「え、ここで終わるの?」という風に次回に引き伸ばしていて、次の話の冒頭でオチが提示されるけど、ここは1話でまとめてほしかったなあ…と思ったところもありました。
あと時系列がちょっとわかりにくかったですね。鋼人七瀬編では二人は付き合って割と長めの状態になっていたのでしょうか。てっきりおひいさまは押しかけ彼女だとばかり思っていました。でも最終話は、先輩が虚構彼氏ではないとわかって、よかったです。
原作者の絶園のテンペストも好きだったので、この作品もツボに入りました。続きが気になります。
4.SHOW BY ROCK!! (2期)
再放送だろって? わかってる。でも見たから入れさせて。
キャラが可愛く、ストーリーもベタで、疲れているときけっこう効くアニメ…だと個人的には思っています。でも1期の方がストーリー的には好きでした。
なんかちょくちょく薄いなあ…と思うところもあって、未来忍者っぽいバンドの存在とか闇の女王とか。未来忍者っぽいバンドは時間を戻す、シアンちゃんを異世界に連れて行く(元いた世界に戻す)ぐらいの舞台装置的な役割しかなかったんじゃないかと。もったいないなあ。
個人的には、グレイトフルキングの兄貴っぷりが好きだったので、シアンちゃんに訓練する回とかでそれが見れたのが嬉しかった。
シンガンクリムゾンズ、かっこいいのに面白くて笑わせに来て私も好きなキャラクターたちなんですけど、1期も2期も、そんなにシアンちゃんたちに絡んでこないっていうのが独特だな…と感じていました。あのグループ内でストーリーが完成しているといいますか。原作はアプリゲーでキャラ人気もあって、アニメでも登場キャラクターが多いからかなあ。
5.id:INVADED イド:インヴェイデッド
あんまり話題になっていなかったけど、面白かったです。
話が気になりすぎたので、ラスト付近は貯めておいて一期見しました。
初見の人は、ネタバレを踏まずに1話から見てほしい。アニメ放送時は1,2話連続放送だったから、初めての人は1,2話は続けてみてほしい。今思うと1,2話連続放送はグッジョブですよ。
あの「どういうこっちゃ…?」という世界観がわからない感覚から、徐々に「なるほど、こうなっていたのねえ~」とわかっていくのが素晴らしいです。
連続殺人鬼の無意識の世界イド。そこで殺されているカエルちゃん。カエルちゃんの死の謎を解く名探偵・酒井戸。イドに潜るといつもカエルちゃんが死んでいます、です本当に。
声優さんの話になりますけど、鳴瓢のツダケンボイスが非常に良いんですよ…。あのダウナー、ハスキーボイスが…。とっつかまった連続殺人鬼を自殺教唆するシーンがあるんですけどね、その時の演技が本当にゾクゾクしました。
あと富保田、穴井戸が良いキャラしているんですよね。本堂町ちゃんとの何とも言えない関係性が好きでした。本堂町ちゃんも一見可愛い女の子なんですけど、見ていくうちにどっかおかしいのがわかるんですよ。ドライというか。
あと物語でよくある「幸せな夢の中に浸る」展開がこのアニメでもあるんですけど、この時の話が本当に涙腺に来ました。このアニメ、どう転んでも主人公の鳴瓢は幸せになれねえので、ハッピーエンドの方が好きな私は見ていて本当に「今まで見てきた方が実は夢だったんじゃないか。鳴瓢の家族は死んでいなかったんじゃないか」と思ってしまいましたよ。そう思わせる説明が劇中にあったからなんですけど。
専門用語や一回見聞きしただけじゃよくわからなくて巻き戻してセリフを聞き直したり、そういうのをしてしまうほど面白い世界観でした。良作だと思います。
・まとめ
冬アニメ、見たなかでツボに入ったのは「ドロヘドロ」と「イド」ですかね。ストーリーや雰囲気は対照的ですけども。
あと大きなお友達デビューしてしまして、「ヒーリンぐっとプリキュア」を見ています。何気なく見たら、主人公ののどかちゃんや妖精さんに癒されてしまい。何気に毎週楽しみにしているんですよね。
と思っていたら、コロナで放送延期!? デジモンも!? え? 春アニメも軒並み延期??? コロナ、この野郎…! アニオタはアニメの延期でコロナの脅威を実感してしまいました。仕方ないですけど残念です。でも健康第一だから、アニメスタッフの方々には頑張っていただきたいです。
一介のアニオタでしかないけれども、応援しています。