インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

鬼滅映画、零巻もらえなかったボヤキ。

 

 社会的ブームに乗り遅れることに定評がある私だけど、今回は社会現象にもなっている『鬼滅の刃』ブームの波には乗っている。アニメ放送終わった後、原作を買い揃えたクチだ。

 そんな私は、この前『鬼滅の刃』の映画にも見に行った。お目当ては入場者特典でもらえるという零巻だ。本当は原作知ってるし、見に行く予定は無かったのだが、零巻に載っているという漫画が読みたかった。あとこの本に収録されるというコソコソ話も読みたかった。

 マンガの方は、ジャンプ本誌でも読み切りとして映画前で掲載されていたらしいのだが、原作本と並べたいという理由で零巻目当てに映画館に赴いた。

 

 

 結論から言うと、零巻はもらえなかった。

 

 私が行った日の前日に無くなってしまったらしい。ルンルン気分で一番乗りに会場入りし予約した席に座って「あれ…? 零巻は…?」と手元に零巻がないことに気が付いた。無いのは当たり前だ。だって手渡されてないのだから。

 それから「零巻? 零巻は?」が頭のなかでいっぱいで、映画に集中できなかった。美麗な映像も、迫力ある戦闘シーンも、泣けるシーンも「零巻は?」が頭の片隅にあり、ノイズになっていた。

 もちろん私が馬鹿だった。

 社会現象舐めてた。

 混雑するのが嫌いだから平日に行ったし、ケチだから割引の日を狙って行った。そんなに特典が欲しかったら初日に行けばいいじゃんと言われてしまえば、ぐうの音も出ない。

 しかし言い訳させてもらうとしたら、公開して一週間も経たずに特典消えるなんて思ってなかったんだ…。一週間はもつと思っていたのだ。

 それに田舎の映画館だし、それでも前もって聴いたら「まだある(がその日にまだ残っているのかはわからない)」って言ってたから、全国ニュース見て感覚狂っただけで、田舎だから大丈夫か~と楽観視してしまった。

 

 悲しい。

 

 そして悲しみというものは恨みに変わってしまうものである。この場合は逆恨みだ。

 0巻商法なんて無くなってしまえ…! さもなくば必ず手に入る様にしろよ…! パンフレットにつけるとかさ! 

 こんなに社会現象になっているんだから、0巻なんてつけなくてもいいじゃん…! 0巻商法なんて頼らずに『千と千尋』や『君の名は』と戦ってくれよ…!

 とか。

 地上波でテレビが鬼滅の映画のこと言っていたら「お前たちが煽るから…!」とイライラしたりとか。

 テレビでアナウンサーとか芸能人とかが「〇〇の呼吸」って言い出したら、腹が立ってテレビ消すようになった。

 あと、転売ヤーは滅んでしまえ。

 恨み言、見苦しくてごめん。

 

 

 あともう一つ、私はこの映画で楽しみにしていたことがあって、それは〇〇〇の声優さんは誰だということだ。原作を知っている人ならわかると思うけれど、徹底的に情報が秘匿されているので、ここでも〇〇〇と伏字にしておく。

 このキャラの声が誰なのか映画で聴いて知りたいから、映画感想の情報は徹底的に遮断していた。

 それなのに…。映画館に行く途中で、私の後ろを歩いていた、おそらくこれから鬼滅の映画を見に行こうという妙齢な女性たちの会話で「〇〇〇の声、〇〇〇なんだって~。ネットで書いてあった!」と聴こえてしまったのだ! 

 こんなところでネタバレ喰らうなんてよお…。内心、泣いてました、私。

 しかも若い子の会話じゃないんだよ。私よりも年上でだろう、おばさんたちの会話でネタバレ喰らったのだ…。

 

 

 まとめると『社会現象、なめてた』ということである。しかもこの社会現象、コロナで色々なところが自粛し、解放された反動で担ぎ上げられた神輿のようなものだから、勢いが今までのブームと段違いな気がする。

 平日の昼に行ったのに、見に来ている人が老若男女さまざまな人が来ていたのには驚いた。高校生、大学生ぐらいの若い子から、おじさんおばさん、おじいちゃんおばあちゃんまでいた。本当に。びっくりだ。

 

 

 今回で「欲しいものならさっさと手に入れろ」と再認識させられた。

 ありがとう、悲しみよ。

 いや、ご意見ご要望送ったら、何か対応してくれないかな…。という未練もありますが…。

 

 

※追記

 映画そのもののまともな感想書いたので、ボヤキだけじゃなくこちらもできれば読んで欲しいです。

 

 

yuzuponnz.hatenablog.com