インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

刀剣乱舞プレイ感想『特命調査 文久土佐藩』 歴史的背景を勉強してから挑むイベントはおもしろかった。

 

 4/24~5/15まで開催された刀剣乱舞の期間限定イベント『特命調査 文久土佐藩

 その期間中、毎日楽しく運命のダイスロールさせてもらった。(サイコロで行動回数を決められるゲームだったので)

 

 

 

 実は始まる前から楽しみにしていた、このイベント。

 運営が小出しに情報を公開してくれるなかで、「岡田以蔵の刀の肥前忠広」が出てくるんじゃないかと期待していたのだ。

 そして期待通り「肥前忠広」は実装され、なんと武市半平太の刀の「南海太郎朝尊」も実装された。

 

 

 去年のFGOのイベントで実装された、fateのキャラクターとしての岡田以蔵にはまってしまってから、私はこの1年間、岡田以蔵の情報を集めていた。

 歴史本を読んだり、岡田以蔵が出てくる小説を読んだり…。でも岡田以蔵の情報載っている本になかなか会えないから坂本龍馬の本を読んだり、段々興味の幅が広がって勝海舟の本を読んだり、新撰組の本を読んだりした。幕末なんて興味のなかった人間だったけど、この1年でにわか仕込みだが知識が広がったと思う。

 まさかその知識が刀剣乱舞で活かされるとはな…。感慨深いな…。

 

 

 今回のイベント、回想のテキスト量が多くて普通にイベントしているみたいだったし、陸奥守吉行(以下、むっちゃんと呼びます)が縁の刀と話をしているのが見ていて楽しかったし、普通にストーリーの展開が気になるのが良かった。

 

 

 城下町でこちらから逃げ回っているボスは武市半平太の刀である南海先生のセリフによると、吉田東洋であるらしい。

 吉田東洋を暗殺したことで土佐勤王党の圧力は強くなっていくんけれど、岡田以蔵の拷問の末の数々の暗殺事件の自白により、最終的に武市半平太切腹することになる。

 その土佐勤王党を、ある意味盛衰させたきっかけである吉田東洋武市半平太の刀であった南海先生に斬らせるのか…と思うと、しんどい。

 通常マップで肥前くんとむっちゃんの回想を見てると、もしかしたら二人の立場が逆だったかもしれない…という発言も、肥前忠広は元々坂本家にあった刀でそれを坂本龍馬岡田以蔵にあげたという説を考えると、やっぱりしんどい…。

 

 

 とはいってもにわか仕込みの知識の自分はこれぐらいしか史実と絡めて見ることができなかったが、他の歴史的教養がある審神者の考察を見てみると面白かった。

 このイベント期間中、追い込み漁の如く、動くボスを追いかけまわったイベマップの城下町を実際の地図を照らし合わせてくれたものが個人的に感慨深かったりする。

 ネットで見たそれによると、岡田以蔵の実家と以蔵さん投獄された山田獄の距離が近い。

 拷問の悲鳴が聞こえてきたと言われても納得ができるぐらい近い。

 以蔵さんのお父さんが以蔵さんが亡くなって一か月ぐらいでなくなっていることを踏まえると、…しんどいしか言えない…。

 さっきからしんどいしか言えてない…。

 語彙力が無いのもあるが、幕末の人に思いを馳せるって言ったって、平和な21世紀に生きているオタクの貧困な想像力じゃ当時を想像するなんてムリだ…。だからこの胸に去来する感情はただ大きく「しんどい」なんじゃ…。

 

 

 今まで私にとっての刀剣乱舞は、歴史的なことはなんとなくしかわからないまま遊んでいたゲームだった。けど今回にわか仕込みでも歴史的な背景を勉強してから遊んでみるとすごく感慨深かった。

 それで今回実装された岡田以蔵の刀「肥前忠広」なんだけど…、手に入れて沼に沈みました…。

 首に包帯が巻いてあるのは岡田以蔵が斬首された影響なのかもしれない。しんどい。

 食う専門だと言っているのに私がピンと来たのは、小説の方の岡田以蔵は貧乏描写が多くその影響を受けているのかもしれないと思った。(史実は貧乏だったわけではないらしい) 逆に拷問の時の影響なのかもしれない。どっちにしろしんどい…。

 

 

 今はまだ先の話になるけど、極になるための修業先に肥前君は以蔵さんのところに行くのかもしれない…。そう考えると今後のためにも大事に育てようと思っています。