2019年夏はきゅうり祭りだった。
今週のお題「夏を振り返る」
2019年の夏は、きゅうり祭りでした。
冷夏と言われていたのに40℃近い気温をたたき出したお天気とか、普段は野球なんて見ないのに星稜高校が気になって甲子園を見ていたとか、山に行って久しぶりに日焼けしてヒリヒリしたとか色々思い出はありますが、今年の夏の最も印象的なことはきゅうりでした。
母が家庭菜園で育てていたきゅうりが今年はめちゃくちゃ豊作でした。
それを我が家では、きゅうり祭りと呼んでいました。
畑の規模は小さく、母曰くきゅうりの苗は一つしか植えていないとのことなのに、今年は母が畑に行くと1日に5,6本のきゅうりを収穫していました。形の良さは別に気にしないのですが、ゴーヤみたいにでかくなったきゅうりもとれました。
冷夏だと言われ野菜の値段も上がっている中、家庭菜園で野菜が取れることはありがたいことでしたが、いかんせん豊作すぎた。収穫した以上、食べなくてはいけません。
我が家ではこの夏、毎日食卓にきゅうりが出ました。
サラダはもちろんのこと、きゅうりの漬物、田舎煮などなど、形を変えテーブルに並べられるきゅうり。
サラダのなかのきゅうりも、意外と切り方が変わっているだけで食感が変わり飽きないのは意外な発見でした。
次々と収穫されるきゅうりを夕食だけで消化するにはペースが遅すぎました。
なので普通にお腹がすいたとき、おやつ代わりにきゅうりを食べていました。
(母がきゅうりどうしよう…と悩んでいたので、少しでも数を減らす手助けになればと食べていたところもあります)
普通に斜め薄切りにしたきゅうりに塩かけて食べてました。塩かけなくてもイケる。
食べていて気が付いたんですが、きゅうり食べていると意外と腹持ちがいいんですよね。
スナック菓子を食べていてもしっかりとしたご飯を食べないと「ご飯食べた感」がしなくて物足りない現象に落ちますが、きゅうりを食べると「ご飯食べた感」が出て満足するんです。
それにきゅうりは遠出した時に持っていたときも、なかなかよかったです。
旅行先でお腹がすいてもなかなかお店が見つからなかったり、お店のご飯で野菜が足りていないときにも、タッパに入れた輪切りのきゅうりを食べると野菜も食べれて腹持ちもいいので割と便利でした。なかなかの発見でした。
そんなきゅうり祭りは9月に入る前ぐらいに終わってしまいました。
夏と共に去って行ったきゅうり。「寂しくなるね」と言われましたが、寂しくはならないよ…。
今年の夏の暑さにヒーヒー言っていましたが、夏バテせずに乗り切ることができました。もしかしたら、きゅうりのおかげだったのかもしれません。