インドアオタクが『みんなで筋肉体操』を見た。
はじまる前からネットで話題になっていた、この番組を見てみた。
ツイッターではNHK広報の人がどう案内すればいいんだ…と困惑気味に呟いていたり、告知動画がどう見ても「倒れるだけで腹筋ワ○ダーコア~♪」をパロっていたり、公式HPの出演者情報が筋肉一色だったり、と、どこを突っ込んでいいのかわからない。
放送前から強力なインパクトを放っていたが、いざ見てみると、真面目な筋トレ紹介番組だった。
筋肉指導は、ホンマでっかでも筋トレ紹介をしているのを見たことがある、谷本道哉さん。
アシスタントは3人。
まず俳優の武田真治さん。
次にスウェーデン生まれで今は日本に帰化された庭師の村雨辰剛さん。名前もかっこいい。この方もテレビで見たことがある。
もう一人は弁護士の小林航太さん。この方のオジマンディアスのコスプレ姿、ツイッターで回ってきて、余りの完成度に驚いた記憶がある。
番組内容としてはテーマに基づいた筋トレが紹介され、それをアシスタントの3人が黙々と実演する。
そして最後、谷本さんが「筋肉は裏切らない」と言って締めくくって終わる。
5分だから短い。
なのにめっちゃ濃かった。
出演者の筋肉がすごくて画面に“圧”がある。
しかもアシスタントの3人は一言も喋らない。武田真治は一言だけ喋ったけど。
俳優と弁護士と庭師、特に弁護士と庭師の方は職業と筋肉がマッチしないほど鍛え上げられていて、出演者情報に書かれている情報も濃いのでおもしろいトークが聴けそうなのに、番組内では特に言及されることなく、黙々と筋トレをする姿だけが映っていた。
そして最後の一言「筋肉は裏切らない」
一体どういう意味なのか、どうして筋肉は裏切らないのかなどの説明は最後までされることはなく番組は終わってしまった。
5分という短い時間の中で筋トレを紹介するだけだから、筋肉以外の情報は不要!というようなストイックなものを感じてしまった。
本音を言うと私はネットで話題になっていたからというのと出演者の人の筋肉が気になって『筋肉体操』を見ていた。皆さんの筋肉がすごくて、「すご…。すごい…」と感嘆していた。
けれど見ていたらやりたくなるっていうのが、人間っていうもの。
最近筋トレをするようになった、でも全然筋肉のない人間にとってすれば、多分いやきっとつらいんだろうな~と思いつつも、やってみた。
まず紹介されたなかで、これはできるかもしれない…?と思えた『腹筋』をやってみることに。
やっぱりきつかった~。
結局「筋肉は裏切らない」はよくわからなかったけど、そうか、筋肉は裏切らないんだな。信じるぞ。
自分のできる範囲で筋トレを続けているけど、辞めずに頑張る。
タイムリーだったのでこの記事を読んでみた。
でも一番気になっていた、どうして庭師と弁護士に白羽の矢を立てたのかというのはわからずじまいだった。
4週だけで終わるのはもったいないからレギュラー化してくれないかな…。