2021冬アニメ 見終わった感想
見たアニメの感想つらつらと書いていきます~。
1.怪物事変
きちんとまとまっていて、いいアニメだった。
現代社会に潜む妖怪もの、その妖怪がらみの事件を解決する探偵事務所というよくある設定のストーリーだったんだけど、可愛らしいキャラクターたちと、可愛らしい絵柄に似合わないエグい背景を皆さんお持ちで引き込まれてしまった。
告白すると、雪男子の晶くんの双子のお兄さん、結兄さんが個人的なツボにクリティカルヒットしてしまった。外見、声、性格、兄弟愛・・・などなど。
そんな双子の過去話はかなりぼかしてあって、なんとなくこういうことがあったんだろうな・・・と大人だからわかったんだけど、アニメ見終わったあとネットでアニメの続きが読める6巻を読んでみたら、原作ではぼかしがなく直接的な表現だったものでびっくりしてしまった・・・。
織くんのお母さんの話も割とエグかったなあ。1話の夏羽くんの状況もエグかったので、(それはそうと雰囲気いいなあ・・・) 可愛いの裏にはなかなかの闇がありました。
でも救いもあって、織くんの話だと母ちゃん死んでるの!?→生きていて家族復活。晶くんの兄貴、暴走!?→兄弟再会。など、死ぬ流れか・・!?と思った展開があっても、ちゃんと生きていてその後仲良くやっているのが、すごく良かった。
余談だけど、この作品に出てくる晶くんが令和のフィッシュアイになりそうだと、アニメを見ながらずっと思っていた。
2.はたらく細胞 2期
気負い無く見ることができて、勉強になるアニメ。
1期は赤血球が中心だったけど、2期は赤血球ちゃんの出番は少ないような気がした。2期の主人公は白血球さんっぽかったなあ。後半はモブ細胞くん。
お前のようなモブがいるか・・・と1期ではツッコミを入れたガン細胞も再登場してきた。キャラ的には好きだけど、リアルではまた会いたくないぞ!
しかも作中では翼まで生やして、さらにエヴァ味がアップしていた!
面白かったんだけど、8話という短めの話数で終わってしまったのが寂しい。どうしてだろう。
ただ1期の再放送見ていたら、赤血球ちゃんと白血球さんのやり取りでほっこりしていて、2期ももうちょっとこの二人のやり取り見たかったなあ・・・と思ってしまった。赤血球ちゃんが一人前になったから少なくなったのかな。
3.はたらく細胞 BLACK
ブラック会社(という名の不衛生な大人の体)で働く細胞たちの話。
リアルタイムだとはたらく細胞→はたらく細胞BLACKという流れだったので、落差で風邪を引くレベル。
ストーリーの深みでいうと、本家よりも大人な話。
ブラック会社で働くあなたの体もブラック会社になっている。ストレスで、ストレスを発散するための何かのせいで(タバコ、カフェインなどなど)、体の中の細胞が割を食っている。
細胞たちがどんなに悲鳴を上げていても、体の主が意識を変えないと無理というのがちょっときつい。
ブラック会社で人手が足りないんだから協力すればいいのに、ストレスのせいか足を引っ張る、嫌みをいう。現場を上層部はわかっていない・・・というリアルさもそこかしこにあって、はたらく細胞のほのぼのさを摂取した身では、本当にダメージ食らっていた。
そんなブラックな体のなかで、主人公の赤血球くんと一緒に頑張っていた友人がいなくなってしまったのが一番堪えた・・・。
逆境、挫折、絶望、色々なものを乗り越え、死にそうになったおかげか体の方もちょっとマシになって未来が明るくなってよかったね・・・(ホロリ)という流れからのラストは「ええ~~!!」と声を上げてしまった。赤血球くんに救いを!
4.おそ松さん 3期
1期、2期見続けていたので(映画は未視聴)、今回も見続けていたのだけど途中で見るのやめてしまった。特に理由は無く、何気なく1話見忘れたらずるずると見忘れてしまって終わっちゃったのだ・・・。
ヤマなしオチなし意味不明な展開あり下ネタあり・・・だった2期に比べて3期は面白かった。ラジオ聞いていたら、2期は怒りが込められていたらしい。なんで2期あんな内容だったんだろうと不思議に思っていたので、ラジオを聞いたらなるほど~と思った。
(ちょっとソースが出せないので、ふ~んぐらいで聞き流して下さい)
3期は5つ子たちのキャラクターの別の一面が見られたと思う。ツッコミ役が多いチョロ松がいじられていたり、痛々しいカラ松が排他松と言われたり、十四松がまともなツッコミしていたり、一松の闇がちょっと薄らいでいるように感じたり・・・。おそ松は変わってないかも・・・。そういうキャラクターの別の一面、性格が見ることができたのも、長く放送しているから・・・なのかもしれない。
個人的面白さは、1期>3期>2期。
ただラジオは変わらず面白い! 一番笑ったのはハタ坊役の斉藤桃子さんの回です。斉藤桃子さん回に外れなし。聞いてみて下さい!
5.PUIPUIモルカー
個人的には、今期の覇権。
ネットで話題になっていて、これはさすがについて行けないだろう・・・と思いながらも何気なく見たらはまってしまった。ウォレスとグルミットとか羊のショーンとか、NHKでよく見たストップモーションアニメが好きな人なら好きになると思う。
どんな話かというと、名前の通りモルモットが車になっていて、そんなモルカーたちの話。・・・・・・いや、どんな話だよと思った人はyoutubeに行ってPVを見てくるんだ!
話数を重ねていくごとに、映画パロが多くなってニヤリとできることも。よくこれをストップモーションアニメで再現できたなあ・・・と感心する。
作中ではリアルモルモットの鳴き声が使われているらしく、それが妙に聞いていて癖になってしまった。
5分で見終えられる気軽さ、セリフが無くてもストーリーがわかる、可愛い、PUIPUI!で当時のメンがヘラっていた自分には効きました。癒やされた・・・。
終わっちゃったときはロスを感じたり・・・いやだ、もっと見たい・・・と思うのだけど、とてつもない手間と時間がかかっているだろうから、気軽にそう叫べないのが辛い。
私の推しはシロモちゃんです。
まとめ
一番びっくりしたのは、モルカーに自分がハマっちゃったこと。
ネット民どうした???と最初は思ったけど食わず嫌いせずに見たら、話題になっているものってちゃんと面白いもんなんですよね・・・。(例外はあります)
また『怪物事変』が続きが気になるレベルになっていて、現代×妖怪×探偵ものなど、よく見る要素で構成された作品だったけど、単行本が欲しいレベルになってしまっています。いい雰囲気のアニメだった。
気負い無く気軽に見ることができたのは『はたらく細胞』で、見てほっこり癒やされたけども、BLACKとの落差がすごかった・・・。
今期もアニメ、楽しめました。