映画感想『仮面ライダージオウ Over Quartzer』
ウォズさんのことが気になりすぎてジオウを見続けた人間でしたが、今回やっと映画を見ることができました。
もちろん、ウォズさんって一体何者だったの?という疑問やTVシリーズはただのエンドっぽくて「これはこれで終わらせてくれたからいいけど、モヤモヤするなあ・・・」という気持ちを抱えていたので、今回やっと見ることができました。
ネタバレあり。
見たものは、できる限り感想を残しておきたい主義の私なのですが、この映画、どう感想を書いたものやら・・・と唸っております。
面白いか。面白くないか。といったら面白かったです。
やっぱり、ソウゴくんたち、主人公たち4人組は好き。
前半の織田信長が出てくる戦国時代ストーリー(実質ドライブ編らしい)、後半、真の黒幕であるISSAが出てきてウォズさんたちの正体がわかるストーリー。
選ばれなかったライダーとして、ノリダーが出てくるのはびっくりした。・・・一応自分平成生まれなのでノリダーはそういうのはあったのは知っているけど、ほとんど知らんのだ、とだけは言っておきます。
バトルに出てくる、怒濤のライダーたちにぽか~ん。
そしてあの有名な映像のように、ISSAが変身した敵仮面ライダーが平成と書かれたバリアを持ちながら倒されるシーンは笑ってしまった。どうしてこんなシーン、思いつくんだよ・・・!
ウォズさんの正体も、敵側の人間だった・・・けれど敵を裏切った・・・という流れも、なんとなく「まあ、そうなるやろうな」と読めていたので期待のハードルをくぐり抜けるほどでもない感じ。
TVシリーズの終わりはただのエンドで、映画版がトゥルーエンドなのでは・・・?という期待も実際トゥルーエンドだったらしい(詳しくは別の人の解説見てくれ・・・)のですが、ちょっと自分の中の期待のハードル上げ過ぎちゃったので映画版だったなあ・・・という感想を持ってしまいました。映画版も何も映画だよ!とセルフツッコミしておきます。
ウォズさんが倒れ、ゲイツくんとツクヨミちゃんが光の粒子になって消えてしまったけれども、ラストはソウゴくんの家に3人とも帰ってきていて「?」となりました。説明も無かった。それは作中の3人でもセリフでも語られてましたけれども。
まあ、でも細けえことはいいんだよ!というノリの映画なんだろうな。
この映画の面白さっていうのは、平成をごちゃまぜにしましたというノリかな、と思っております。
元々TVシリーズのジオウ自体、平成仮面ライダー総出演なわけだから。この映画はさらに色々なものを詰め込み、ごちゃごちゃになっております。
なので、アマゾンレビューなどに書かれている高評価のように絶賛はできないし、でも面白くなかったというわけでもない・・・というのが自分の中の感想になりました。
今映画見ても、やっぱりウォズさんはいいキャラクターしているなあ・・・と今の自分も思いました。やっぱりウォズさんは良い。「祝え!」はやっぱりいい台詞。