インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

オーディンスフィア、プレイ感想日記②。オズワルド編&ベルベット編。そして終焉。

 

 前回はこちら

 

yuzuponnz.hatenablog.com

 

※個別のストーリーを初見でプレイしていた当時の記録なので、あとで印象がひっくり返ることがわかっても、初見の感想を書いているのであしからず。

 ネタバレ注意! 

 

 

4.オズワルド編。

 

(1) ストーリーについて。

 

 グウェンドリン編を見てから、期待値が爆上がりしていたオズワルド編。主に二人のいちゃいちゃをもう一度見たいという点で。

 グウェンドリン視点からは憎い敵国の剣士であり、呪いから目覚めさせた相手。旦那になってしまった男。

 メルセデス視点では、メルヴィンの従順な剣士…ぐらいしかわからなかったオズワルドの背景がわかる。

 ストーリーを見るとわかるけど、オズワルドの境遇、グウェンドリンと似ているのだ。親のために献身しているのに、愛は与えられない。違うところは、オーディンは王としての立場から子供に厳しくしないといけないけど、不器用ながらも子どもを想っていて、メルヴィンは言葉巧みにオズワルドを想っているように見せかけながらも、捨て駒としか思っていないということ*1

 ストーリーの流れもグウェンドリン編と似ているんだな。親のために戦う→捨てられる→想い人追いかける。という流れ。

 明言はされていなかったけど、オズワルドは戦場であったグウェンドリンに一目惚れした…ってことなのかな? 捨て駒として扱われていた経験もあり、彼女の境遇に自分を重ねて、眠っているグウェンドリンを追いかけていく。

 グウェンドリン編でちょっと心に引っ掛かっていた、彼女にかけられた「目覚めさせた人間に心を奪われる」という呪いのモヤモヤも解消されてニヤニヤできる。

 そして最大にニヤニヤできたのは、オズワルド編のラスボスを倒した後のグウェンドリンを巡っての男二人の会話。一人の乙女を巡っての、詩的な…つまり聴いていて恥ずかしくなるようなセリフの応酬。ありがとうございました…。

 

 余談だけど、オズワルド操作でモブに話しかけると、嫌われていて悲しい。メルセデスのときは「陛下のために頑張ります!」と言われていたからかな。落差が…。

 

(2) 操作性について。

 

 動かして一番最初に思ったことは「重い」 メルセデスから慣れるまでちょっと時間がかかりそうなキャラになってきた。

 一番の特徴はバーサークモード。とりあえず、なってイービルラッシュを打ち込めば相手は溶ける。そんな戦法で遊んでいました。

 接近戦は強いんだけど、空中戦が難しい。使い勝手のいい対空中技ってあったかな…ぐらい。

 本編の敵より強いんじゃないか…っていうのが、中ボスのフロストベン(雪男)×2。

 角に攻撃当てないとダメージ通らないのが嫌らしかった。角の真下にブレイズ(炎の柱を生み出す魔法薬)を叩きこんで何とか勝利しましたよ。

 

 

5.ベルベット編

 

(1) ストーリーについて

 

 グウェンドリン編では父から愛を得ているような異母姉としての登場、コルネリウス編では愛しい恋人、助けられ守られる姫として描かれていた彼女だったけど、彼女視点の話だと、今まで触れられてなかった「予言」や「終焉」のことにスポットライトが当たってきた。

 なので今までのキャラクターが割と個人の目的(メルセデスは自国のため)の行動だったのに対して、ベルベット編は運命に立ち向かっていくというストーリーにだった。

 ……ごめんね、ベルベット。グウェンドリンとオズワルドの二人のいちゃいちゃ、もっと見たい、なんていう不純な動機でプレイ頑張ってて…。(でも私はベルベットとコルネリウスのやり取りも見たいと頑張っていました。メルセデスではカエルとのやり取りもっと見てえで頑張ってた)

 各キャラクターのストーリーだけでみれば、割とハッピーエンドで終わっていたけれども、やってしまった行動で世界は終焉に向かってしまう…というのがわかってしまった。ベルベット編は終章に続くからか、個人のストーリーで見ればハッピーな感じで終わらない。

 だから尚更、ごめんね…ベルベット…と思ってしまった…。

 

 こちらもまた余談だけど、ベルベット操作時に「雪山に半裸の美女が!?」などプレイヤーが思っていたことをモブの人にツっこまれていて「やっぱりその世界でもびっくりされるんだな」と思ったりした。

 

 ところでイングヴェイ編はないの? え? サイファー持ってないから無い? そんな…。

 

(2) 操作性について。

 

 中距離攻撃型。鎖をぶんぶん振り回して攻撃できる。

 滑空モーションが鎖を画面上部に引っかけてターザンできるので、空中移動が地味に楽しい。

 炎を使った攻撃が多いので、魔法薬を使わなくても相手を火傷させることができ、地味に便利でした。

 

 

6.終焉

 

 5人の主人公のストーリーを終えたあと選べる物語。

 それぞれのボスに対して正しい主人公を選ばないとトゥルーエンドにいけないという仕様。そう書くと難しそうに見えるかもしれないけど、ゲーム内でわかりやすいヒントがちゃんと書かれているので選択自体は簡単だった。

 でも因縁的に、この敵にこのキャラをぶつけたらどうなるんだろ…という誘惑があり、そちらの誘惑に負けそうになったものの、一回目は先が気になりすぎたので、トゥルーエンドに向かってまっすぐに突っ走った。

 

 こう来たか…!というボス。生き残るのは二人の王という「みんな生き残って欲しいのに、どうなるの!?」という先が気になりすぎる展開。

 伏線が回収され、パズルのピーズがはまっていくようなストーリーの流れに、鳥肌がたってしまった。映像美も合わさり、完成度の高さに唸ってしまう。

 最後の最後まで見ると、もう心の中で「ブラボー…ブラボー(涙)」と拍手しスタンディングオベーションをしたいような気持ちに。

 よい物語を見させてもらいました…。プレイ後感が最高でした。

 

 

 うう…オーディンスフィア…最高だった…(涙)と屋根裏部屋に戻り、本を開いて戻ると、なんとアリスちゃんが喋った。

 

 

 

 プレイ日記という備忘録はここまで。とりあえず一旦終わり、全体の感想をまた後日書き残しておきます。

*1:終焉見たら、そうでもないかも