オーディンスフィア プレイ感想日記① グウェンドリン編&コルネリウス編&メルセデス編
PSVITAで『オーディンスフィア レイヴスラシル』やってます。
朧村正をセールで買って遊んだ後から、やりたいなやりたいなと思っていたのですが、とうとう始めました。
発売されてから何年経っとるんじゃい。今更かいと突っ込まれそうですが、ハマって楽しく遊んでいます。
以前、朧村正のプレイ感想を書いたときはまとめて書いたのですが、書きたいことが多くそれぞれの主人公別に分けたほうがよかったなあ…とちょっと後悔したので、オーディンスフィアでは各主人公のストーリーごとに感想を書いておきます。
攻略は見ますが、ストーリーのネタバレは踏まずに初見でやってます。
なので初見の感想ということで、そのとき感じた印象を覚え書きがてら書き残しておきます。ストーリーも後半に行き「そういうことだったのか~」と印象が変わっても、プレイした当時の感想ということでお願いします。
※ネタバレ注意。
1.グウェンドリン編
(1) ストーリーについて。
父親の愛を得るために奮闘するグウェンドリン。忠義を尽くして戦ったとしても報われないことを心のどこかで知っていながら父に仕えようとする。
川澄さんボイスの戦う少女はFateシリーズのセイバーを連想してしまうけど、このグウェンドリンはセイバーほどの低音勇ましいボイスではなく、可愛い。ボイスもあって、覚悟が完了していない不安定な印象を抱いてしまった。
グウェンドリンが愛を求めて献身しているので、オーダイン王のことを、このマダオ親父…という目で見てしまう。ベルベットが現れ、愛した女との間に生まれた娘という対比まで出てきて彼女の心を抉ってくる。や、やめてあげて…。
中盤からはオズワルドに惹かれていくグウェンドリンなんだけど、オズワルドの行動もグウェンドリンの行動も王の策略のうちで、グウェンドリンがオズワルドの愛を知り、惹かれていっても、親父のためにした自分の行動のせいですれ違ってしまう。このマダオめ…!
このオズワルドとグウェンドリンの二人組、めっちゃニヤニヤしてしまった。二人のやり取りも、距離が縮まっていく過程も。
戯曲調(?)だからか芝居がかっているセリフ、良く言えば詩的、正直言うとこっ恥ずかしいセリフを主にオズワルドが言うので、もう「キャー!///」という感じ。
もうこの二人をもっと見せてくれと、見たい!とストーリーを進めていた。
ラストは、もう、ありがとうございました…。
オズワルド視点の話が気になりすぎてる。
2.バトル、操作性について。
空中コンボが楽しい。空中で槍くるくるさせて敵を叩くのが楽しい。
ぴょんとジャンプしたらそのまま飛んでしまい、滑空というよりもそのまま飛べちゃう。え? 飛べるの?と初見時はびっくり。でもジャンプの勝手がなかなかつかめなかったかも。
2.コルネリウス編
(1) ストーリーについて。
ある日、プーカにされてしまったコルネリウス王子。呪いを解くために奮闘するというストーリー。
プーカ姿のコルネリウスが可愛い。かっこかわいい。
グウェンドリン編では、謎の美女みたいな登場をしたベルベットのことが少しわかる。
そしてグウェンドリン編では何気なく出ていたプーカという種族の重い背景についても分かる。ドワーフや妖精、竜、ワルキューレなどが当たり前のように存在する世界観なので、プーカという種族も当たり前にその世界にいる獣人みたいなものなんだろう…と思っていたら違った。そう考えると、北欧神話にプーカなんておらんかったもんね…。
この話も、ストーリーが気になって気になって先に進めてしまった。
呪いで姿が変わる…というのは、神話からあるような普遍的なテーマだけど、やっぱり「姿が変わったことで親しい人に気づいてもらえない」とか「姿が変わったので、愛する人のもとに戻れない」という押えておくべきポイントはしっかり押さえられて、しかもストーリーでわかった呪いの解き方というものが、干し草の中から針を探す…という途方もないもので、もう、コルネリウスが不憫…。
わたしゃ、真実の愛を持つお姫さまの口づけで呪いが解けるもんだと思っていた。けど、違ったあ…。
グウェンドリン編でオズワルドとグウェンドリンのやり取りに心の中で「キャーキャー」言いながら楽しんでいたので、その成分を求めてストーリーを進めていたと言っても過言ではないかも。
いつベルベットとイチャイチャするの? まだ? まだ?と進めていき、ラストに見たかったものを見せてもらえて、もう、ごっつぁんです…(合掌)
こんなのベルベット視点が気になるに決まってるじゃん。でも先は長いな。
(2) 操作性について。
グウェンドリンに比べて足が速く、爽快感があった。
雷属性の技が多くて、相手をピヨリ状態にさせられるので、そこを叩くのが楽しい。
戦うプーカがほんまにかわいいんや…。滑空モーションは剣をぐるぐるさせて飛んでいるのだ。かわええ…。
3.メルセデス編
(1) ストーリー
魔王に母を殺された、メルセデスは若くして女王になり様々な困難を乗り越えて成長、やがて魔王と対峙するというストーリー。
イケボなカエルが出てくる。
オタク年季が長いからかコルネリウス編をやっていたからか、カエルの声を聴いた段階で、正体がわかってしまった。
人を呪わば穴二つというか、お前も呪われとったんかい…!
このカエル、お伽噺のセオリー通りキスをすると元に戻れるから、チューの動きもちゃんとあって笑ってしまった。このカエルは何かとメルセデスを追いかけて助けてくれる。メルセデスも自分の国の関係者じゃない、外部のカエルの言葉で、はっとなり成長していく…。
このメルセデスとカエルのコンビも良かった…。
まさかメルセデスにまで相方(?)がいると思っていなかったので不意打ち喰らった。オーディンスフィアはカップリングが最高です。
そのカエルは呪いを解いた後、中盤からいなくなり、メルセデスは魔王に立ち向かっていく。その成長が良くって、前二人のカップルの相方のストーリーに行きたいなあ~なんて始める前は思っていたけど、メルセデスのことも好きになり、がんばれー!!と応援したくなる気持ちに。(操作するの自分なんだけど。そして倒す敵はグウェンドリンの父…)
てっきり、最後はカエル出てくると思ったのに出てこなかった…。
カエルの正体のあ奴、解除不可の呪いをかけてくるの何かとひどくない?
(2) 操作性。
完璧遠距離攻撃型。
ちょっと癖が強いかもと最初は思ったけど、割とすぐ慣れた。敵の頭上どころかフィールドの上部まで飛べ、さらに遠距離攻撃ができるので無敵じゃん!と思ったけど、通常攻撃はPOWゲージが消費され空を飛んでいると元に戻らないのだ。最初気が付かずに、何で戻らないんだろ…と飛び続けていた。そして地上では足が遅い。
遠距離攻撃型は攻撃力が低いとかでバランスとってるんだろうな…と予測はついていたけど、そういうことかあ~と納得した。
敵を浮かせることができれば、弓を討ち続けて敵を落とさずにPOWゲージが尽きるまでハメることも可能。これができると楽しい。
敵の頭上も飛び越えて操作できるので、けっこう楽しかったなあ~。
長くなったので、残りの二人のプレイ感想は後半へ…。