刀ステ無料配信期間を駆け抜けた記憶
5/25~5/31の一週間、舞台『刀剣乱舞』の舞台が無料ライブ配信され、それを見ていました。
濃厚な一週間でした。
仕事から帰って8時前にPC前にスタンバイし、始まったら約3時間ぐらい張り付いて見て、終わった後はネットを漁って考察を読みすっかり睡眠不足になってしまったけど、充実した一週間でした。
感想を書くためにメモを取りながら見ていたのですが、ぶっちゃけまとめられませんでした。無料配信直後は情緒がぐちゃぐちゃになっていたので無理だったし、日を置いて書いてみようとしたけれど、刀ステ考察している審神者さんの方が詳しい感想書いていると思うので、私は心に感じたまま感想を残しておこうかな…と思います。
唐突ですが、ゲーム版刀剣乱舞は砂漠だと思っています。
「審神者+刀剣男士(時の政府側)VS時間遡行軍(歴史修正主義者側)」という大まかな背景はありつつもこれといったストーリーがあるわけでもないし、刀剣男士たちの絡みが見られる回想もすぐ終わってしまうし、審神者はカラカラの砂漠を歩いているイメージです。ソシャゲだから仕方がないかもしれませんが、配給が足りないのです。
たまに推しのボイス、近侍曲などが実装され、想像力豊かな審神者さんの二次創作に触れ、歩く元気を取り戻すイメージです。というか私はそういう感じで遊んでいました。
その砂漠を歩いていた人間に、刀ステは大量の配給をくれたわけですよ。
キャラ同士の絡み。ゲーム版では描写が足りなくてよくわからなかったキャラクターの内面の描写。あなたそんなこと考えていたのね!って思った。
自分たちに与えられた物語に悩む男士、答えは出なくても受け入れていく男士たち。
戦う男士たちのかっこいい殺陣、キャラごと戦闘スタイルが違っている。
推しが喋る! 推しがいっぱい喋る! 推しが動く! 推しが戦ってる! 推しの真剣必殺が見れる!!!
あ、あわわわわわわ!!!!!
今までカラカラ砂漠を歩いていて、いきなりスコールにあったようなもんですよ。滝のような情報が頭に入っていく感じですよ。
いや花丸とか活撃あったじゃんって思うけど、刀ステはどえりゃあ濃厚でした。
(刀ミュはわからない…。ごめん、見たことないんだ…)
刀ステは私が見たかった刀剣乱舞が見れた…ということと、さらに先に進んで刀ステ独自のストーリーを展開していました。
一週間無料配信を駆け抜けた後、最初の本能寺を見て「へえ~舞台の刀剣乱舞もけっこう面白いなあ~見てよかった~」とある意味平和に感動していた一日目の私にこう言ってやりたい。
「詳細は省くが、結論だけ言うとお前は死ぬ」
そりゃあ、三日月は刀剣乱舞の顔だよ。公式のアイコンにもなっているし天下五剣の一振りだもんね。まんばちゃんは初期刀で「俺は偽物じゃない」ってこじらせていて主人公向けだよ。三日月と「綺麗って言うな」っていってくるほど、月の光のような綺麗な金髪をしているまんばちゃんは絡めたらいい関係になるよ…。
いや、でも、刀ステの二人はしんどいよ…。
映画の方がしんどいレベルがまだマシってどういうこと…?
刀の本能は歴史を守ること。刀剣は人の思いを運ぶ縁(よすが)。
強くなりたいと願う男士たち。敵もどんどん強くなっていく。一体いつまで戦い続けたらいいのか悩みも聴けたりして、刀ステの解釈は深かったです。
一週間毎日約3時間ぐらい濃厚なストーリーの接種はきついところもあったのですが、終わったら喪失感が半端なかったです。刀ステをリアルタイムで追いかけていた審神者さんのメンタルはどうなっているんだろう。特に悲伝のあと。
無料配信のあとの維伝も配信版を視聴したので、その感想も書きたいです。