インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

読書感想『燃えよ剣』

 

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

 

 

燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)

 

 

 実は今回、初めて司馬遼太郎作品を読みました。

 

 

 面白かったです。

 超有名作品なので、初めて司馬遼太郎作品を読んだ私ごときがつらつら語っちゃいけないような気がします。

 物語が女性の夜這いに行くというシーンから始まるなんてびっくりですよ。

 それから始まる喧嘩、新撰組の誕生、池田屋襲撃ぐらいまでは新撰組の青春時代なのか面白く読めたんですが、土方さんの最期を知っているのもあって、その後は読むのがしんどかったです。土方さんの周りの人間がどんどん亡くなっていくのもしんどかった。

 読んでいて土方さん以外に、沖田総司のことも気になってしまいました。土方さんと沖田くんの掛け合いがおもしろかった。

 

 

 

 

 時代小説だし文体とかとっつきにくくて読みにくいかもしれんな~と思っていたのですが、さくさく読み進めることができました。

 ただ司馬遼太郎の書く物語=史実だと思い込まない様にしよう、と前もって注意して読んでいたのですが、読んでいて思い込んでしまうのもわかるような気がしました。

 単純に作品がおもしろいから? 余談だが…があり脇道にそれるような文体だからでしょうか。

 今回の読んだ「燃えよ剣」=史実ではないのはわかっていますが、新撰組の大まかな流れを感じることができてよかったです。