インドア日記

ひきこもり系オタクのアウトプット置き場。アニメ、ゲーム、読書感想など。思いついたことを書いたりしています。

2020シルバーウィーク、小布施の北斎館に行ってきた。

 

 シルバーウィークを利用して旅行に行ってきました。

 行ってきたのは長野県の小布施町にある北斎館。

 自分で企画したのではなく、母に「一緒に行く~?」と言われたので「行く行く~」と返事をし、当日腰巾着のようについていきました。その記録になります。

 

hokusai-kan.com

 

 長野電鉄の特急に乗って、小布施まで行きました。

 小布施駅は、昔ながらの駅という感じがしました。

 こんなこと言ってますけど昔の駅って実は知りません…。個人的には駅から出るのに線路を横切らないといけないのが、びっくりしました。行っていいのか? 行っていいのか?と前の人についていく私…。(電車が来る時は歩行者用の踏切が降りていました。)

 あと、駅でリンゴとか売っていましたね。帰りに買いました。



 小布施駅から北斎館までは、そんなにかかりませんでした。

 おぶせという街並み自体、こじんまりとしていて、中心エリアなら一時間ぐらいでぐるっと回れそうな感じでした。

 


f:id:yuzuponnz:20200924080934j:image

 

 上はもらったパンフレットたち。

 ブログに旅行記録載せる癖に、街並みを写真に撮るの忘れた…。

 真ん中のパンフに「栗と北斎と花のまち」と書かれていますが、それは本当にそうで、街を歩いていても、

 栗!栗!栗!栗!リンゴ!栗!栗!リンゴ! 北斎

 ……文字で表わすならこんな感じで栗が推されています。

 北斎館までの道に並ぶ料理屋、お土産屋、お菓子屋さん。どこも栗プッシュがすごかった。焼き栗、買ったよ! 

 

 

 北斎館では、訪れた時北斎生誕260年 北斎視覚のマジック」展が開催されていました。

 正直に言って、葛飾北斎も浮世絵のことも全然知識がありません。

 富岳三十六景の絵、神奈川沖浪浦と赤富士の絵ぐらいしかしらない。あとFGO葛飾北斎というキャラクターで知った知識しかありませんでした。

 

 そんな自分が北斎の肉筆画を見たのですが、端的に言ってすごかった。

 思った以上に原画は小さいんですよ。線も細い。どうやって書いたの?

 色も鮮やかで、しかも濃淡まである。

 風景画、人物画、魚、鳥、菊、お岩さん、漫画の挿絵っぽいものまで書いていました。どんだけ書いていたんだ。しかもどれも細かいんだ…。

 専門の人間ではありませんが、リアルで見たらちょっと感動してしまいました。

 

 そんな絵を描いて描いて描きまくって90で亡くなった人でさえ、死ぬ間際の言葉で「あと5年命があったら本物の絵描きになれただろう」と言っていたらしいので、その道というのは深いものなんですねえ…。

 

 

 

 展示されていた絵の中で個人的にビビっときたのが「白拍子」と「二美人図」

 人物画で言うと西洋の写実的な絵に対して「すご~い」と思っていて、今まで浮世絵では何も思っていなかったのに、今回絵を見て「白拍子」ではきれいカッコイイと「二美人図」では何かいいなあ…と思ってしまいました。

 なので、絵葉書を購入しました。


f:id:yuzuponnz:20200924080853j:image

 

 こういうのを選ぶときは趣味が出ますよね…。

 私もまさか、富岳三十六景より美人画を選ぶと思わなかった。

 

 

 こんな感じで旅行を満喫していました。 

 今から食べる焼き栗が楽しみです。